和名:サンヨウノマツ・サンコノマツ(マツ科マツ属)
学名:Pinus Bungeana Zucc
昔から日本では、豊饒と平安をもたらす神霊が、松を伝って地上に降臨すると信じられ、昔物語や伝説に登場し、神聖な木として崇めていて、新年の家門に飾る門松は同じ意味で神の降臨を願ってのことです。
松は百木の長と言われていますように、木の気品、幹の姿、根の張り、彫りの深い樹皮の亀甲の模様にも気品と風格が感じられます。
「三葉の松」は全国でも珍しく、その姿から「夫婦和楽・家内安全」を象徴して、その松葉は黄金色になって落葉します。
松は普通二葉か五葉ですが、日本でもまれに三葉の松があります。おおむね神社か仏閣に植えられております。日本では樹高は一般の黒松より大きくはなりません。